
自宅の近くにある馴染みのある渋川天神社(7/21~22)から、私の夏祭りは始まります。子ども会の巡行から二日目夜の宮入りまで、地域の皆さんとご一緒させてもらっています。ゆかりのある渋川神社のお祭り(7/25~26)でも、地元小学校区で3つの子ども会がそれぞれふとん太鼓を繰り出し巡行しているので、日程を調整しながら祭りを楽しみました。
昼間は子ども会主催で、地域の子どもたちが集まり太鼓をたたき綱を引きます。今年は例年よりも暑さが厳しくて、祭りの世話役や保護者の皆さんが暑さ対策に悩まされたのではないでしょうか。さまざまな配慮の結果、熱中症などの問題はなく無事終えることができました。暑さのなか、子どもたちは汗びっしょりになって声を出して歩きましたが、こんな経験がすごく大事だと思います。
夕方から夜は大人の時間。若い衆たちが息を合わせて、担ぎ・持ち上げ・揺さぶる・・。その光景は勇壮であり、見ている者の胸を熱くします。最近、担ぎ手不足で困っているという声を聞くこともありますが、青年団の活躍や、日程の違う祭りの担ぎ手が応援に入るという「助け合い」もあって、今後も何とか継承していけそうですね。祭りを通して、他の地域との交流も始まり、それも素晴らしいことだと感じました。


祭りといえば、私が生まれ育った愛媛県西条市の秋祭りは、観光化も進み年々賑やかになっています。子どもの頃は、太鼓や鉦の音が鳴り始めるとそわそわしてじっとしておられませんでした。友達といっしょに地元のだんじりの後をついて歩くのが好きでした。田園地帯が続く小道をだんじりが列をなし、夜は提灯が浮かび上がる景色が今でも目にやきついています。西条市のお祭りは、学校もお休みにして、住民がみんなでまちを挙げて楽しんでいました。
西条まつりはこちらから
http://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kanko/maturi2.html
人生のなかで、八尾に移り住んでからの年月の方が長くなりました。今でも、祭りは好きですね。私自身が日頃疎遠になっている方々と触れ合う機会になりますし、何よりも地域の人のつながり、コミュニティの広がりを実感できます。子ども会や町会加入者が減少する傾向は続きますが、地域の住民の力で、祭りを継承してほしいなあと思います。
