やったね、ジュニエコ実演販売

ジュニエコの実演販売に行ってきました。本来は、久宝寺緑地で行われる「やお河内音頭まつり」の会場が本番であったはずなのですが、台風21号の影響でまつりが中止になるというハプニング。急きょ、場所と開催日の変更をせまられました。集客力はかなり低下するのではと危機感をつのらせた子どもたちは、公園周辺への事前のチラシ配布をしたり、仕入れの量を変更したりと、大きな試練に立ち向かって迎えた当日でした。
しかし、買い物公園には「子どもたちを応援したい」とたくさんの人が集まってきました。12時のスタートからすごい賑わいです。各ブースで子どもたちの活動が始まりました。ちくわ焼き、やきとり、枝豆など河内音頭まつりを想定し、ビールを飲む大人が喜びそうなメニューや、パンケーキなどのお菓子、なかには手作りガチャポンも。子どもたちが工夫した食べ物は、どれもすごく美味しかったですね、八尾の特産物えだまめも使われていました。

夏休み中の活動を経て、今回の実演販売。初めは戸惑っていた子どもたちも、しだいに手際よく、役割分担しながら上手く進めていきます。接客もなかなかのものです。子どもたちの頑張りに、大人も協力的。長い時間待たされても「文句」は言わない、できる限り、おつりがないように支払う、売れ残らないよう積極的に買うなどの様子が見られました。本当は、もっと世間はきびしいとは思うのですが、みなさん、あたたかく見守ってくれました。そして、心配をよそに、途中で完売するグループも出てきて、歓声があがりました。3時頃には全てのチームで完売だったそうです。おめでとう!

大人は手を出さない、口も出さない。いろんなハプニングを乗り越えてやりきる達成感は、子どもたちの自信につながり、大きく成長することでしょう。テントのそばで子どもの様子を見守っていたお母さんとお話しました。ラッキーなことに、昨年に引き続き2回目の参加を勝ち取った息子さんは、今回チームのリーダー。「大きな声で接客する姿を頼もしく感じた」と嬉しそう。
今日の販売を終えた後も、売り上げから税金を払うところまで、子どもたちは実体験をします。このジュニエコは本当に素晴らしい取りくみです。子どものお世話頂いた、商工会議所の皆様、本当にありがとうございました。