オンラインでワークショップ

◪みせるばやお✖学生✖企業

みせるばやおが、オンラインワークショップを開催。近畿大学の学生と八尾の8企業がコラボして、「遊ぶ・作る・食べる」楽しいメニューを企画しました。「電気・熱で遊ぼう」「世界で一つだけのマイポン酢をつくろう」「砂糖でお絵描き」など、聞くだけでワクワクしそうなワークショップです。

さてさて、オンラインでどうやってワークショップをするんだろう?興味津々で、みせるばやおへ。会場は3つのブースに分けられ、それぞれのメニューごとに数人の担当学生がスタンバイ。予約していた参加者とzoomでつながり画面の映像を通してワークショップを進めていきます。

◪ゴムを使ったワークショップに密着

私はゴムにまつわる実験やクイズを楽しむ「ゴムゴムの~大実験!!」に密着。ゴム製品をあつかう錦城護謨株式会社の協力をいただいて用意した実験キットを使って、体験型のワークを進めていきます。就学前の子ども相手に一生懸命な大学生の姿と映像にうつる子どもたちのしぐさが微笑ましくて、あっという間の楽しい時間でした。最後は、ゴムの特性を生かした飛び出すおもちゃをつくって終了。子どもたちと笑顔でバイバイしました。応援に駆けつけてくださった会社の方もお疲れさまでした。

◪膨らみ広がる可能性

「小さい子どもに説明するのはむずかしいなあ」「子どもの反応が豊かだったのでやりやすかった」「離れていてもワークショップができる、初体験!」等、学生や参加者の声。私自身はリモート会議やオンラインでのイベントには苦手感があります。相手意識をもつことがむずかしい、一体感が得られないのではと先入観を持ってしまいます。でも、今日はさまざまな気づきがあり、とても面白いと思いました。

コロナ禍で人が集まれない、どうすればいいのかなと悩み、知恵をしぼり工夫を重ねていくなかで実現したオンラインワークショップです。ふりかえり、さらにバージョンアップすることで、可能性がどんどん広がっていくような気がします。

今年度中に、八尾市の小中学校、全ての子どもに一人1台のタブレットが整備されます。たとえば、教室とみおせるばやおをオンラインでつないで、ワークショップやものづくりの魅力に触れられる授業ができないかなあ、などと夢が広がりました。