長瀬川を歩く

◪あじさいと水辺の植物

春は玉串川とともに桜が美しい長瀬川。この梅雨時には、JR八尾駅あたりから南西の方向、沿道およそ300メートルにわたり色とりどりのあじさいが咲き誇ります。さらに私のお気に入りは、その周辺にある木立と水辺の植栽です。

2018年までは、小学校4年生が水生植物を植えたり、水中の生き物観察や水質検査を行っていました。大阪府や八尾市、NPО団体などが集まる「長瀬川水辺環境づくり推進協議会」という団体が子どもたちに環境学習の場を提供してきたのです。子どもたちが身近な場所で貴重な経験ができる、大切な場所ですね。

新緑の木立と花盛りの長瀬川沿道は、花々にカメラを向けながらのんびり散歩するには最適の季節です。心が和みます。

◪「世界かんがい施設遺産」に登録

2018年8月カナダで開かれた国際かんがい排水委員会で、長瀬川と玉串川の登録が決まりました。この二本の川は、大和川の付け替えにともなう水路が前身ですが、現在でも大和川から取水する農業用水路としてのはたらきがあり、市街地の水辺空間として市民からも親しまれています。

 

記念の看板が川沿道の合計5か所に設置されているのをご存知ですか。この看板は市のクラウドファンディングで寄せていただいた寄付金116万3千円で実現しました。散歩中にこの看板をぜひ見つけてください。

歴史を語り伝えながら、市民の憩いの水辺としての環境を守っていけるといいなあ。

◪ベルビュー通りって?

アメリカ合衆国ワシントン州ベルビュー市と姉妹都市提携をして50周年。両市の友好関係のあかしとして、ベルビュー市には「Yao City Drive(八尾市通り)と名付けられた一つのメインストリートがあるそうです。それで、長瀬川の一部区間が「Bellevue Street(ベルビュー通り」と名付けられ、合計7か所に銘板が設置されました。

四季折々の草木や記念の看板など、長瀬川を歩く楽しみや魅力につながり、より親しめる水辺になります。