水道施設をつかった水力発電

高安受水場に水力発電の施設がつくられ、4月から本格稼働となります。枚方市にある大阪広域水道企業団野村浄水場から送り出された水道水を受けて、揚水(水を高所にあげること)している施設が高安受水場です。

そこで、余った受水圧力を利用して発電する事業を始めることになりました。府内で同様の施設は11か所(全国で46か所)ありますが、今のところ、最も多い4台並列による発電は八尾市だけだそうです。さまざまな条件が満たされてのことですね。

会派で施設見学

稼働にあたって、会派の3人で現地見学に行きました。水道局の職員や今回事業を受けた(株)DK‐Powerの社員から案内していただきました。

敷地内を掘り下げた場所に地下ピットがあり、4台の発電機が設置されています。外のシステム制御盤に集められ、変電設備を経て、関西電力に送られます。つくられた施設は予想していたよりもずっとコンパクトなのに、年間合計出力は約121.6KW(キロワット)、一般家庭の年間電力量のおよそ340軒分に相当するというのですから驚きです。

多くの事業メリット

まず、この施設は民設民営ですから、建設や運営コストに市の税金は使われていません。場所の提供だけです。会社は発電した電気を売って利益を得ます。

また、水のエネルギーで水車(タービン)を回すことで発電するしくみですから、試算では年間CO2の削減効果は約374トンであり、環境にやさしく地球温暖化 対策になります。

さらに、当面20年間の事業継続で、八尾市への固定資産税が約2600万円、売電の一部を市に還元するとして同じく約3400万円の収入になります。年間で換算すると約300万ということですから大きな金額ではありませんが、ゼロカーボンシティをめざす自治体としてのとりくみとしては、とても意義深いと思います。

この事業の状況を見極めながら、今後は龍華配水場で第2の発電所の事業化を検討しています。ぜひ、実現させてほしいと思っています。

上 システム制御盤  下 変電施設

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