古賀ちかげ参議院議員に期待
大阪府教職員組合の夏季セミナーに西川あり議員と参加しました。

開会行事では、7月の参議院選挙で初当選した古賀ちかげさんが駆けつけてくれました。福岡県における30年間の教員経験を生かし、学校現場や女性の声を国会に届けたいとチャレンジし当選を果たしました。
古賀さんは、国会でがんばる決意を熱くパワフルに、想いを込めて語りました。すごく胸に響きました。私も微力ながら応援して本当に良かった。今後のご活躍をお祈りします。
そして、国会では古賀さん、地方議会では私たちが力を合わせて、子どもたちや教育課題の解決にむけてとりくんでいきたいと思います。

全国水平社創立100年を機に
リバティおおさか(大阪人権博物館)館長であり、近現代部落史専門の歴史研究家である朝治 武さんの講演がありました。水平社宣言に至るまでの歴史をていねいにひもとき、まるで映像をみてるかのようにリアルに話して頂きました。
「人の世に熱あれ、人間に光あれ」でしめくくられる水平社宣言にまつわるエピソードや経過について、他の資料や文献をもとに忠実に解説しました。今まで気づかなかった視点もあり、西光万吉はじめ、そこに関わった人たちの人となり、それぞれの想いが伝わってくるようでした。また、おだやかでユーモアも交えての語りにも引き込まれました。当事者である朝治さんだからこその想いもちりばめられていて、もっともっとお聞きしたかったので、著書を購入しました。
今は、差別の現れ方は当時とは違っているが、決して差別の本質は変わらない。だからこそ歴史から学ぶことが大事なんだと語りました。その通りだと思います。


大阪府教職員組合のとりくみ
国や府の動きとあわせて、子どもや学校現場の課題ととりくみについて説明がありました。
100ページにわたる膨大な資料が配布されました。相変わらず課題山積です。きびしい職場環境のなかで奮闘する先生たちに頭が下がると同時に、私も議員の立場からがんばらなければと気持ちが引き締まる内容でした。主な課題を列挙します。
■国の動きと課題
①教員免許法等の一部改正による教員免許更新制度廃止後のあり方について②こども家庭庁の設置③困難な問題を抱える女性への支援に関する法。④多様な働き方・少子化対策・孤独孤立対策などの基本方針など
■大阪府の動きととりくみ
①大阪万博やIRの動き②大阪教育振興基本計画③生活・賃金にかかわる課題④公務員の65歳定年制導入について⑤公立小中学校の勤務実態御調査と働き方の課題⑥支援学級や通級学級の運用について⑦コロナウィルス感染拡大にかかる課題など