出張所・コミセンが変わる

住民説明会を傍聴しました。

 

出張所といえば、役所の出先機関で、様々な手続きをする窓口があるところ。今後は、証明書の交付をコンビニで利用できるようにすることで、職員が住民とともに地域のまちづくりや健康づくりなどに取り組めるようにする。つまり、窓口業務の場ではなく、出張所・コミセンが、住民により身近な地域拠点に変わるというわけだ。地域力が高まることへの期待感がある。

 

現在、 13箇所で住民への説明会が行われているが、今晩、2箇所めの説明会を傍聴した。今日は 15名程の参加者。率直な声を聞くことができた。 出張所の役割が変わることへの理解はあっても、コンビニで自分がマルチコピー機を操作して証明書をとることへの不安がある。しかもマイナンバーカードを使うことが前提なので、なおさら不安。ましてや高齢者にとってはハードルが高く感じられるだろう。コンビニが近くにない地域にとっては、本当に便利になるのか疑問の声も。

 

市はこれらの声をふまえて対策を検討する。出張所等のあり方について、私は市の考え方には賛同する。しかし、住民が安心して移行できるよう、時間をかけて丁寧に対応すべきではないか。地域差があるので、できる地域から段階的に進めるやり方もありかなと思う。